気づき

篠崎本部の森岡です。21日の日曜稽古の際、みんながどれだけ周りを見られているか、ふとした思い付きではあったのですが、ある簡単な行動を試してみました。
それは…後ろ蹴りの稽古中、皆の一番後ろに回って、わざと頭の上に3本指を立てて声出しをしていました。
後ろ蹴りの稽古が終わった後、皆に質問してみました。
「今、一番後ろに立って頭の上に指を立てていました。何本だったか分かる人⁇」
さすがに、大人の方々はほぼ分かっていたようですが、子ども達は私が後ろにいた事さえもわからなかった顔の子がチラホラ…。
この差って、何でしょう⁇
(大人とか、子どもとか、抜きにして…。)
「気づき」の差なんですね。
些細なことかも知れませんが、ある事に気づくか、気づかないか。
生死に関わるような重大な事では無いかも知れませんが、世界の広がり方・感じ方が全く変わってくるんだと思います。
稽古の途中、子どもたちに向けてこんな話をしました。
例えば、学校の廊下にゴミが落ちていたら拾って捨てますか?そのまま通り過ぎますか⁇
いつもと様子が違うお友達がいたら、声を掛けますか?知らんぷりしますか⁇
皆で同じ取り組みをしたり、同じ釜の飯を食べたり、同じリズムで生活していくという事は、周りの変化に気づけるようになるって事なんですね。
変化に気づき、変化に興味を持つ。
出来るようでなかなか出来ない事ですが、気づけるって、素晴らしいですね。
もし、クラスのお友達がいつもと様子が違う時、「どうしたの?」って声をかけてあげられる人になれるように…。
身体だけでなく、心も鍛えられる、そんな空手が善心道です!!
お子様をはじめ、大人の方にも是非お勧めです。
稽古の見学・体験(日曜の17時30分〜)、お待ちしています。多くの仲間が集まってくれる事を、心待ちにしています‼︎

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「強く」よりも「かっこよく」 倒すのは敵ではなく己の弱気

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